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こうすれば「使える英語」にグーンと近づく。

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英語学習は長い道のり。

 英語習得は長い道のりです。「英語が多少は使える」というやや控えめなレベルで考えてみても、そこに到達するまでには、かなりの努力が必要です。ただし、特別な才能はいりません。この点は少し気が楽です。コツコツと学び続ければ、そして方法を誤らなければ、努力に見合った成果は得られます。

 ところが、道のりが長いために、英語習得をあきらめたり、あるいは英語への興味を失ってしまう人が多くいます。また、気持ちは理解できますが、「楽に英語が身につく画期的な学習法!」というような宣伝文句に思わず飛びついてしまう人もかなりいるはずです。

 繰り返しになりますが、「コツコツと学び続ければ、そして方法を誤らなければ、努力に見合った成果は得られる」、これが英語学習です。では、子どもたちが将来も、あきらめず、投げ出さずに英語学習を続けていくためには、どのようなプランが良いのでしょうか。

基本英文をサッと言える。まずはこのレベルを目指す。

 私たちオーシャンのイメージする英語習得過程は、おおまかに言えば次のようになります。

 幼児は英語への興味を養っておく。小学生は基本英文に耳や口で慣れておく。中高生は基本英文と基本英文法を徹底的に習得する。それ以降は多読などでボキャブラリーを増やしながら、アウトプット力(英語で発信する力)を鍛える機会も持つようにする。こんな感じです。

 もう少し具体的には、「中学レベルの基本英文ならサッと言えること」を当面の目標とし、できれば中高生のうちにそのレベルに達しておくのがよい、と考えています。ポイントは「サッと言える」という点です。よく、日本人の英語力を評して、「文法や読解はできても、実際に話すことは苦手だ」と言われますが、このような状態に陥らず、「使える英語」を習得するためには、基礎の段階から「言える」ことを目標に勉強することが大切です。

 一般的な中高生にとって、同年代のネイティブスピーカー並みの英語力を身につける必要はありません。だとしたら、こんな感じのプランで十分だと思います。中学高校時代にホームステイを体験するくらいはできますし、高校受験や大学受験にも十分対応できます。ちょっとした海外旅行を楽しむ程度なら旅行用会話集に目を通せばよいでしょう。また、より高い英語力を目指すことももちろん可能です。

 大切なのは、英語力を高める必要が生じた時に、基礎がきちんと身についていれば何とかなる、という点です。

いつ何を身につければよいか ─ 年齢段階別の目標。

 年齢段階別に目標を箇条書きすると以下のようになります。

未就園児

 ・レッスンを楽しく受けることができる。

幼稚園児

 ・レッスンを楽しく受けることができる。
 ・レッスンできちんと口頭練習ができる。

小学校低学年

 ・レッスンを楽しく受けることができる。
 ・レッスンできちんと口頭練習ができる。
 ・いくつかの基本英文が暗唱できる。
 ・フォニックスの知識を使って簡単な単語が読める。

小学校高学年

 ・レッスンを楽しく受けることができる。
 ・レッスンできちんと口頭練習ができる。
 ・CDを聞いて家庭学習する習慣がつく。
 ・より多くの基本英文が暗唱できる。
 ・フォニックスの知識を使って簡単な単語が書ける。
 ・初歩的な英文法が理解できる。

中学生

 ・英語を身につけようとする意欲がある。
 ・学校の授業・宿題・テスト勉強をしっかりこなす。
 ・実際に英語を使う機会を持つ。
 ・中学レベルの基本英文が暗唱できる。
 ・中学レベルの必修単語が読めて書ける。
 ・中学レベルの英文法がきちんと理解できる。

高校生

 ・英語を身につけようとする意欲がある。
 ・学校の授業・宿題・テスト勉強をしっかりこなす。
 ・実際に英語を使う機会を持つ。
 ・英語を自学自習できるだけの基礎力をつける。
 ・中学レベルの基本英文が素早く英作できる。
 ・数多くの英文を読んだり聴いたりする。
 ・必要に応じて文法・構文・語彙など知識を増やす。

大学生・社会人

 実際に英語を必要とする機会が増えてくるのは、大学生・社会人時代になってからでしょう。いろんな国を訪れてみたい、海外の文献を読む必要がある、フライトアテンダントになりたい、海外とメールでやり取りしなければならなくなった、海外勤務となった等、どんな英語力がいつ必要になるのかは人によって異なります。

 2~3年くらい猛勉強すれば、専門スキルとして通用する英語力を身につけることも可能だと思います。また、他の学業やスキルも身につけなければなりませんから、それとのバランスで英語学習を考えるのが普通でしょう。基礎がきちんとしていれば、海外留学に行くのも有効です。ただ逆に、中学レベルの英語もままならないようでは、1~2年ほど海外に行ったとしても、大した成果は上がらないと思われます。


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